2024年10月9日開催 12:30~13:30
東京神宮ロータリークラブ例会
The Weekly News of The Rotary Club of TOKYO JINGU通算第1352回 (32期10回)
卓 話:篠原 哲雄(しのはら てつお)さん
映画監督
演 題: 「「映画作りの悲喜交々」
プロフィール
1962年2月9日、東京生まれ
明治大学法学部卒業。大学在学中に映画の現場を見習いで体験。
卒業後、助監督としての活動を始め、森田芳光、根岸吉太郎、金子修介監督らに師事。一方、自主制作も撮り始め、1989年のPFF’89にて「Running High」が特別賞を受賞。その後、初の16ミリ「草の上の仕事」が神戸国際インディペント映画祭にてグランプリ受賞。国内外の映画祭での上映を経て、日本とニューヨークで劇場公開となる。
1996年、山崎まさよし主演の「月とキャベツ」が初の長編映画となり多くのファンを獲得する。
その後、「洗濯機は俺にまかせろ」(1999)、「はつ恋」(2000)、「女学生の友」(2001)、「木曜組曲」「命」(2002)、「昭和歌謡大全集」(2003)、「天国の本屋〜恋火」「深呼吸の必要」(2004)、「欲望」(2005)、「地下鉄に乗って」(2006)、「山桜」(2008)、「真夏のオリオン」「つむじ風食堂の夜」(2009)、「小川の辺」(2011)、「スイート・ハート・チョコレート」(2012)、「種まく旅人〜くにうみの郷」(2014)、「起終点駅 ターミナル」(2015)、「花戦さ」(2017)、「ばぁちゃんロード」(2018)、「影踏み」(2019)、「犬部!」(2021)、「お茶をつぐ」「本を贈る」(2022)、「ハピネス」「本を綴る」(2024)など様々なジャンルをコンスタントに撮り続けている。
受賞歴
「命」山路ふみ子賞 アジア環太平洋映画祭グランプリ
「女学生の友」ジュネーブ国際映画祭グランプリ
「スイート・ハート・チョコレート」光州国際映画祭 最高賞
「花戦さ」日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞など
「お茶をつぐ」ロスアンジェルス日本映画祭 茶の間映画賞